アフターピルは行為何日後まで効果あり?

望まない妊娠を避けるために、アフターピルはメジャーなものになりつつあります。しかし「アフターピルを飲めば妊娠しない」という認識は正しくありません。正しい知識を持ってアフターピルを利用することにより、避妊が可能になるのです。
アフターピルは合成した女性ホルモンが配合されていて、服用することにより体内の女性ホルモンのバランスを崩します。その結果、卵巣から卵子が排卵させることを抑制したり、受精卵が子宮内膜に着床することを防いだり、子宮頚管で分泌されている粘膜の粘度が上がることで精子の侵入を防ぐことで避妊を行います。そのため、すでに卵子が精子と受精して受精卵ができてしまい、子宮内に着床してしまってからアフターピルを服用しても効果は薄くなってしまいます。アフターピルは性行為から72時間以内に服用することで避妊効果があるものなのですが、72時間以内でもすでに受精卵が着床してしまっていては妊娠してしまいます。そのため、性交渉を行い、避妊に失敗したらなるべく早く服用することが良いとされています。通常、避妊をしなかった場合では、排卵期の前後では女性が妊娠する確率は8~15%だと言われています。避妊に失敗してから12時間以内の服用で妊娠率0.5%、72時間以内なら妊娠率4%というデータもあるため、避妊をしなかった場合に比べれば時間がたっても避妊効果はありますが、アフターピルの服用が早ければ早いほど避妊効果は上がるのです。近頃では72時間以上120時間以内でも、72時間以内に服用した場合と同じだけの避妊効果があるという海外のデータもありますが、72時間を経過すると着床してしまう確率が高くなるため、アフターピルの処方は行わないという医師が多いと言われています。